2011-05

投資哲学を求めて

投資家のみなさまへ最後に伝えたいこと

「TAKE 1」の連続で、とても新鮮な気持ちになれた日々。また同じような瞬間に、出会うことができるかもしれない。でも、初めてのときにあったはずの、言葉には言い表せない大切な何か…あの場所には、もう二度...
お薦めの本

ポプラ社「未来のおとなへ語る」シリーズ

位置づけは岩波ジュニア新書に似ているのかな。子供たちへ人生を真正面から語ることを目指して、創刊されたシリーズ。すでに10冊くらい発売されていて、私が最初に手に取ったのは、アンパンマンの作者、やなせたか...
食文化と美食探訪

幸せにお肉を食べたい。幸せなお肉を食べたい。

そういえば、もう7ヶ月くらい焼肉屋さんに行ってない。ご飯をおいしく、幸せに食べるってことは、お店選びも大事だけど、誰と食べるかの方がもっと大事だったりする。のんびりな私の場合、とくに焼肉は人を選ばない...
投資哲学を求めて

投資における10年の勘違い

株式投資において、経済や企業の分析そのものには、何の意味もない。このことをきちんと受け入れるまで、10年近いの歳月を要してしまった。20代前半からの10年。ほかにやるべきことが、たくさんあっただろうに...
めくるめく和歌の世界

本歌取り。模倣から生まれる創造。

模倣と創造。近年は対立する言葉のように用いられ、多くの日本人を悩ましてきた。そして「アイデアとは既存の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」といった、当たり前の言葉に感銘を受けてしまったりする。※ジェ...
食文化と美食探訪

日本料理の美意識

できれば、これから学び、書き続けたいテーマ「日本料理の美意識」。 日本文化を追いかけていると、「ないことへの美意識」を感じることが多い。→ 美意識と日本・6 不足の美(11/03/10)料理においても...
日本の歴史と文化

神社とお寺の違い

前に神社とお寺の違いが分からない…と書いた。→神社を巡って(11/02/15) 本屋でたまたま見かけた雑誌「pen 6/1号」の特集が「神社とは何か?お寺とは何か?」だったから買ってみた。 神社 お寺...
食文化と美食探訪

イタリアの食へのこだわり

先週末、早稲田大学ではファイナンス学会の大会が実施されていたけど、私が参加してたのは、同じ早稲田の文化構想学部の「食の文化研究会」。スローフード・ジャパンの副会長、石田雅芳氏の講演会。スローフードって...
世界を読み解く方法

論理的思考の再構築に向けて

約10年前に日本でもブームだった論理的思考(ロジカル・シンキング)。17世紀半ば、デカルトにはじまる近代合理主義のなかで生まれ、20世紀のパックス・アメリカーナの時代に地位を確立したものだと思う。 現...
お薦めの本

笠間書院「コレクション日本歌人選」

この世には、星の数ほどたくさんのものが生まれてくる。でも、ほとんどすべてが1度きりのものとして、歴史の闇に消えていく。時代を超えて生き残るものなんて、ほんの一握りしかない。だからこそ、歴史を貫く生命力...
名言・名文

イリュージョンなしには生きられない

織田信長は、桶狭間の戦いの出陣前、「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。」と「敦盛」の一節を謡い舞ったとされている。  人の生涯(50年)は、下天の基準では1日にしかあたらない。時の観...
東日本大震災

インデックス投資と東電株

株式投資のやり方の1つとして、みんながちょっとずつ出しあったお金を、金融機関がまとめて、上場しているすべての企業の株に投資する、という金融商品がある。ニュースや新聞で見かける日経平均・TOPIXといっ...
しあわせのかたち

しあわせは突然やってくる

今日は誕生日。旧暦の同じ日(1615年)は、真田幸村が大坂夏の陣で討死にした日。私ももう一度、これだ!というものを見出して、突撃したいと思ってる。やり通してみて何も得られなくても、惰性で生き続けるより...
偶然とリスクの諸相

歴史・文化から見る日本のリスク感覚

今日の日経朝刊に、失敗学の東大名誉教授の畑村洋太郎氏が 見たくないものは見ない。考えたくないことは考えない。米国は考えようと努力する国。日本は考えないままにしておく国。 というコメントを寄せていた。そ...
投資で創った人生哲学

富と幸福・その4 バフェットのことば

5年前の28歳の誕生日。このブログがきっかけで、生まれて初めてメディアの取材を受けていた。当時は大投資家、ウォーレン・バフェットさんが大好きで、株主への手紙の翻訳記事を書いていたり、純粋な投資のブログ...